
導入事例 #11
目次
はじめに
地域密着型整骨院が姿勢分析でリピート率を改善
大分県にある「大野町ごとう整骨院」は、2020年に開業した地域密着型の整骨院です。高齢者を中心に幅広い世代が通う同院では、「歩く力の維持」に取り組んでいます。
その中で課題となっていたのが、治療効果の可視化と継続通院の促進。そこで導入されたのがAI姿勢分析ツール「ゆがみーる」でした。今回は、導入の経緯から活用方法、導入後の成果について詳しく伺いました。
1. 導入前の課題|“なんとなくの説明”では伝わらない限界
「猫背気味ですね」「前傾してますね」といった曖昧な説明では、患者様に伝わりにくい……。そんな悩みがあったごとう整骨院では、治療効果を客観的に伝えられる指標の必要性を感じていました。
また、姿勢の変化を患者自身が実感しづらく、継続通院へのモチベーションにつながらないという課題も抱えていました。
2. ゆがみーる導入の決め手|写真3枚で姿勢と筋肉バランスが見える
「姿勢分析ツールを探していたとき、ホームページでたまたま見かけたのがゆがみーるでした。たった3枚の写真で筋肉バランスや姿勢が分析できる点に惹かれました」と語るのは院長の後藤先生。
他ツールとの比較はせず、経営アドバイザーと相談のうえ、直感的に導入を即決。タブレットやスマートフォンだけで完結し、持ち運びやすく、訪問先での測定も可能な点が将来的な展開にもフィットしたといいます。

3. 活用方法|測定→治療→再測定で歩行改善の意識づけに
同院では、初回来院時にゆがみーるで測定を行い、治療とセットで継続的に再測定を実施。測定結果をもとに歩き方の指導や姿勢の癖を伝えることで、高齢者を中心とした患者の歩行意識が高まっているとのこと。
さらに、操作が簡単なため、院長と奥様の2名体制でスムーズに運用。写真撮影は基本的に手持ちで行い、3分ほどで完了するスピード感も現場で好評です。
4. 導入後の変化|リピート率が向上、患者の“歩く意識”も変化
「これまでは月1回来院だった方が、姿勢測定を目的に再来院されるようになりました」。
歩く意識の変化に加え、測定データをもとにした説明で患者の納得感もアップ。今では院内だけでなく、出張測定の相談も増えており、整骨院のサービス範囲が着実に広がっています。
5. 今後の展望とメッセージ|会社や施設にも“動ける測定”を広げたい
院長は今後、地域のスポーツ教室や介護施設、企業の健康支援の一環としてゆがみーるを活用していきたいと語ります。「その場で測定し、状態を伝え、必要なら治療にもつなげていく。そんな流れが理想です」。
姿勢測定をきっかけに、“動き”を見直す機会を地域全体に広げたい。
それが大野町ごとう整骨院の次なる目標です。

6. 施設プロフィール|大野町ごとう整骨院(大分県豊後大野市)
所在地:大分県豊後大野市大野町
主な事業内容:整骨施術、歩行改善指導、地域出張測定
ゆがみーる導入年月:2022年
公式サイト:https://gotoseikotsuin.crayonsite.info/
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