
導入事例 #23
| 施設名 | 整体&リラクゼーションサロン charaku |
| 業種 | 整体・リラクゼーション(姿勢・骨盤矯正、運動指導) |
| 担当 | 清水 貞利様 |
導入前の課題
導入の決め手と変化
目次
はじめに

整体&リラクゼーションサロン charaku は、20代〜50代の女性を中心に、特に35歳前後の来院が多い整体院です。スタイルの悩み(ぽっこりお腹など)や、姿勢・骨盤の歪み、肩こりや腰痛、さらに産後の骨盤ケアなど、女性特有の悩みに幅広く対応されています。
同院では2017年からAI姿勢分析「ゆがみーる」を導入。
現在は、測定結果をもとに施術方針を組み立て、運動指導まで落とし込む運用を継続されています。
本記事では、charakuが抱えていた課題、導入の決め手、日々の活用方法、そして導入後に得られた変化を、清水院長へのインタビューをもとに紹介します。
1. 導入前の課題|
「ビフォーアフター」画像のみで“納得感”まで到達しない
導入前はデジタルカメラで姿勢を撮影し、ビフォーアフターの変化を確認していました。しかし清水院長は、次のような課題を感じていたといいます。
- 変化の説明が目視中心になり、説得力が弱くなりやすい
- 数値化できないため、患者さんと「共通言語」で話しづらい
- 患者さん自身が変化を「理解したつもり」になっても、納得感・安心感まで到達しにくい
姿勢や歪みは感覚的に語られやすい領域だからこそ、施術の価値を伝えるには「見える化」が欠かせない。そうした問題意識が、次の一手につながっていきました。
2. ゆがみーる導入の決め手|
“短時間で、見やすいレポート”が現場にフィット


清水院長が「ゆがみーる」を知ったのは、より詳しく姿勢をチェックできるツールを探していた時期。インターネットで見つけたのがきっかけでした。
当時(2017年頃)は、AIやITを活用した姿勢分析ツールはまだ少なく、比較検討できる選択肢も限られていたといいます。その中で決め手になったのが、患者さんにとって見やすいレポートと、施術時間を圧迫しない測定時間でした。
- レポートが直感的で、患者さんに説明しやすい
- 測定が短時間で、施術枠が大幅に伸びない
- 運用がシンプルで、継続的に回せるイメージが持てた
“現場で使い続けられること”を前提にした判断が、導入の後押しになりました。
3. 活用方法|ほぼ毎日運用。「測定ありき」で施術・運動指導まで体系化
charakuの特長は、導入して終わりではなく、測定結果を施術と運動指導にまで一貫して反映していることです。清水院長は「測定ありきでメニューが完全に体系化されている」と語ります。
■ 使用頻度:ほぼ毎日。新規は“毎回前後”、既存も高頻度
- 新規患者:施術前後に毎回測定
- 既存患者:2〜3回に1回の頻度で測定
可視化したデータを“確認するリズム”として組み込み、改善実感と次のアクションにつなげています。
■ 施術フローと所要時間


- 初回:80分(カウンセリング+測定+ほぐし+矯正)
- 2回目以降:50分
- 測定は無料(メニュー料金に含む
初回は丁寧に状態を把握し、納得感まで作る。2回目以降は効率よく継続できる設計が、運用の骨格になっています。
■ “患者の理解”だけでなく“施術者の判断”にも活用
測定は患者さんのためだけではなく、清水院長自身の施術の参考にもなっています。
数値化されたデータがあることで、施術方針をより細かく立てやすくなり、運動指導やメニュー設計も標準化できるようになったといいます。
4. 導入後の変化|継続率約70%。「見える化」で信頼が積み上がる
ゆがみーる導入後、患者さんの反応はさまざまです。
- 「こんなに歪んでいると思わなかった」
- 「思ったより歪みが少なかった」
- 自覚していなかった部位の歪みに気づく
こうした“認識と結果のギャップ”が出るからこそ、客観データをもとに説明できることが、信頼形成に直結します。清水院長は、施術後の変化が目で見えることで「効果を伝えやすい」と話します。
■ 初回来院者の約7割がリピート
同院では、初回来院者のうち約7割が2回目以降も継続しているとのこと。
清水院長は、その背景として「初回の丁寧なカウンセリングと測定」を挙げています。
- 初回80分で状態を把握し、納得できる説明を行う
- 前後測定で変化を可視化し、安心感を高める
- 次回につながる目標設計・運動指導を提示する
“見える化”が単なる体験ではなく、継続の理由になっている点が印象的です。
5. 今後の展望とメッセージ|引き続き集客にも活用し、地域貢献活動や企業向け出張へ
現在、charakuでは院内での掲示は多くない一方、Web上での発信に力を入れています。
- ホームページ


- ホットペッパーブログ
ただし、ホットペッパー内のブログは効果測定が難しく、「ブログを見て来院したか」が追いづらいという課題もあります。それでも“患者の目に触れる場”として、可能な範囲で発信を続けているそうです。
また今後は、ゆがみーるの携行性を活かし、子育て支援センターでの産後ママ向け講師活動に加えて、一般企業へ出張測定・簡単な治療や指導を行う展開も構想されています。企業でも肩こり・腰痛対策の需要が高まっていることから、可能性を感じているとのことでした。
6.施設プロフィール|整体&リラクゼーションサロン charaku
業種:整体/リラクゼーション(姿勢・骨盤矯正、運動指導)
主な対象:女性中心(20〜50代、中心は35歳前後)、産後女性
ゆがみーる導入:2017年
公式サイト:https://charaku.net/
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