
導入事例 #21
| 施設名 | 藤田整骨院 |
| 業種 | 整骨院・接骨院 |
| 担当 | 藤田道大様 |
はじめに
イベント活用方法と今後の展望
目次
はじめに|
「待っているだけでは来ない時代」に

長崎県佐世保市の藤田整骨院は、地域に根ざした整骨院として長年多くの患者を支えてきました。
AI姿勢分析ツール「ゆがみーる」導入後は、院内での信頼構築だけでなく、地域イベントやマルシェでの“体験からの集客”にも活用。
「整骨院が自ら地域に出向く」新しい形の集客を実践しています。
「整骨院も、ただ待っているだけでは難しい時代。地域の中で“きっかけ”を作ることが大事です」
——藤田整骨院 副院長 藤田先生
1. 地域マルシェ・救護活動でのAI活用|
1人3分で“驚き”を生む体験へ
藤田整骨院では、春秋を中心に月2〜3回、地域マルシェに出店。
さらに、各種スポーツ大会の救護活動にも出向き、テーピングサポートと並行して無料姿勢測定会を実施しています。


マルシェでは、1人あたり2〜3分で撮影・10分のレポート説明+カウンセリングを行い、そのままワンコイン施術へと導く流れを確立。
運営は藤田先生と奥様の2名体制。限られた時間でも
「体験→納得→施術」というミニ導線を完結させています。
2. 思わぬ出会いが来院につながる|
“自信のある人ほど驚く”AIの力
ある春先のマルシェでの出来事。
「私は歪みもないし、不調もない」と言い切る女性がブースに立ち寄りました。

半ば挑戦的な雰囲気の中、「ゆがみーる」で測定すると、結果は43点(猫背&反り腰)。
予想外の結果に本人も驚き、即座に施術を体験しました。
その後、週1〜2回のペースで通院を続けるようになり常連になる、そんなエピソードが印象的だったそうです。
「自分の“感覚”と“事実”のズレを見せることが、信頼と継続につながります」
——藤田先生
3. イベントからの来院率は30〜40%|
「体験が入り口」になる
藤田整骨院では、マルシェ来場者の約30〜40%が初回来院につながるという高い成果を上げています。
来場者数はイベントにより異なりますが、少ない時で7〜8名、多い時には20名以上が測定を体験。
もちろん、マルシェの参加者は健康意識の高い人が多く、すぐの通院には結びつかないケースもあります。
しかし、「整骨院がどんなことをしているのか知ってもらう」という点で、地域への認知拡大に大きな効果があるといいます。
「裾野を広げるという意味では、施術職は“体験してもらう”ことが必須。 ゆがみーるはその入口として最適です。」
——藤田先生
4. 今後の展開|
企業とのタイアップで「待ち時間の価値」を生み出す

藤田先生は今後、地域マルシェに加え、企業とのタイアップイベントを構想中。
カーショップや携帯ショップ、イオンモールなど「付き添い人が待ち時間を持て余す場所」での姿勢測定イベントを計画しています。
「“待つ時間”を“体験の時間”に変えることで、整骨院を知らない人との新しい接点を作りたい。」
——藤田先生
AI姿勢分析は、ただの測定ツールではなく、“出会いを生むきっかけづくりの手段”へ。地域密着型整骨院が、自ら動き、地域に溶け込む新しい集客モデルを体現しています。
5. まとめ|
“待つ”から“動く”へ——地域を広げるAI活用の第一歩
AI姿勢分析「ゆがみーる」を活用したイベント出店は、単なる測定ではなく、「地域との関係づくり」そのもの。
1人でも多くの人に「自分の姿勢を知るきっかけ」を与え、そこから“来院→継続→信頼”へとつなげていく。藤田整骨院の取り組みは、集客に悩む整骨院・ジム・ピラティススタジオにとって、“地域で広がる導線づくり”の実践モデルといえるでしょう。
6. 施設プロフィール|藤田整骨院

所在地:長崎県雲仙市吾妻町永中名69-4
運営会社:有限会社藤田企画
事業内容:整骨院/グループホーム/デイサービス/配食事業/サービス付き高齢者住宅事業
グループ拠点:整骨院4拠点・介護事業4拠点
ゆがみーる導入:2024年5月
公式サイト:https://fujita-kikaku.net/
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