
1.背景

株式会社オンリーワン経営 代表取締役の木村様に今回ご協力いただきました。木村様は、1964年生まれの61歳で、日常的な長時間デスクワークと、クライアント先への長距離移動が続いたことで左足裏に強い痛みを抱えていました。膝の屈伸や横方向のストレッチが20%程度、また以前はできていた膝回し等も困難、という状況が2ヶ月続いていました。さらに、左腿裏の痛みが原因で20年来の趣味であるジョギングができず、ウォーキング中心の状態でした。
2.ゆがみーる測定とCTCインソール処方
2025年7月10日、AI姿勢分析ツール「ゆがみーる」で姿勢分析を実施。
その結果、右足の筋力が相対的に弱く、左足に負担がかかっていることが判明。そこで、この姿勢評価に基づいて処方されるCTCインソールを装着していただきました。
3.CTCインソールとは
最新のゆがみーるクラウドではAIの解析に基づき、インソールの処方ができるようになりました。
「CTCインソール」といい、CTCとは、「Check(評価)」「Treatment(処方)」「Confirmation(確認)」の頭文字で、姿勢や歩行改善に効果的な感覚学習型のインソールです。
処方はAIが自動的に行います。ゆがみーるの姿勢評価に基づき、AIが歩行の一歩目を踏み出しやすくするパターンや重心位置を分析し、インソールを設計。「CTCインソール」のレポート画面に切り替えれば処方結果が出てきます。
処方から装着の流れもとても簡単です。レポートのCTCインソールの処方画面(画像2枚目赤枠)を見ながら、シール仕様になっているインソールを靴の中敷に貼るだけで完成します。


木村様にインソールを装着して帰宅していただいたところ、翌日には痛みが大幅にひいたとのことでした。また、短時間(レポート出力から5分ほど)でオーダーメイドのインソールが処方される手軽さもあって、「素晴らしい技術だ」と大変驚いておられました。
4.実施したトレーニング
木村様のレポートをもとにしたトレーニングメニューは以下の2つでした。
- 右足に負荷をかける片足スクワット
- 骨盤や下半身、背筋ストレッチ
筋肉測定の結果から、右足に重心をかけるスクワットや、左側を伸ばすためのストレッチを中心に行っていただきました。さらにCTCインソールを装着した靴を日常的に履き生活することにより、木村様は歩行中のバランスが改善されるのを実感し、左足への適切な負荷配分も実現しました。

レポートには姿勢評価に基づいてAIが推奨するCTCトレーニングが表示されます。このトレーニングはゆがみーるのために開発された理学療法士監修のトレーニングです。推奨トレーニングにはQRコードが付いており、スマートフォン等で読み込めば、トレーニング内容を動画で確認できます。

5.結果


7月に行ったゆがみーるでの姿勢分析とCTCインソールの処方から、以下の結果を得ることができました。
- インソール使用とトレーニングの併用により、右足裏の痛みが90%程度軽減
- 8月には趣味のジョギングを再開
- 9月には膝の屈伸、開脚ストレッチも100%可能な状態に回復
6.まとめ
- AI姿勢分析+CTCインソールにより、日常動作における姿勢を自然に修正
- シンプルなトレーニングとの組み合わせで、短期間(約2か月)で大幅な改善を実現
このように、まず木村様はAI姿勢分析ゆがみーるで、痛みがある原因や、現状の体の状況を客観的に把握。そして不調を改善するために、ストレッチとトレーニングを取り入れました。さらに日常的に足裏の感覚に刺激を入れるCTCインソールを日々使い続けることで、短期間で大幅な改善を実現することができました。
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