
導入事例 #3
院名 | いとひや整骨院 |
業種 | 整骨院 |
導入前の課題
導入の決め手と変化
目次
はじめに

千葉市緑区にある「いとひや整骨院」は、柔道整復師と理学療法士の資格を持つ院長と奥様で運営する地域密着型の整骨院です。筋硬結メルトテクニックという独自の技術を用いた完全手技治療を提供しています。
再現性があり簡単に姿勢評価ができるシステムで、患者にわかりやすく状態を伝える方法を模索する中で、AI姿勢分析ツール「ゆがみーる」を導入。今回はその導入背景と活用法、変化についてお話を伺いました。
1. 導入前の課題|
姿勢評価の再現性と納得感の両立が難しかった
院長自身が柔道整復師と理学療法士の両資格を持つという専門性を活かし、「保険診療をしながら、本格的なリハビリテーションを提供すること」を目標としているので、姿勢評価は必須でした。
これまでの姿勢評価は、都度条件を合わせながら鏡や目視で行ってきましたが、毎回同じ条件で撮影すること自体が難しく、記録の再現性に限界を感じていました。
また、姿勢データをもとに専門的な説明をしても、患者様にとってはわかりづらく、納得感につながらないという課題も。
時間や人手に制限がある中で、「簡単に」「わかりやすく」「精度のある」姿勢評価を実現するツールが必要だと考えるようになりました。
2. ゆがみーる導入の決め手|
一人院でも無理なく扱える操作性と患者目線のレポート

決め手となったのは、「誰でも簡単に、同じ条件で姿勢を撮影できる」手軽さと、患者目線で設計されたレポートのわかりやすさでした。「ゆがみーる」は専門的すぎず、端的に「こうだから、こう」と伝えられる情報が視覚化されており、患者の理解と納得を得やすい点が魅力です。
妻のサポートを受けながら基本的には一人で治療をしているため、効率と実用性も大変重視しています。
「理学療法士の目で判断する」という視点を大切にしながらも、ゆがみーるはデータとして明快に示せるツールとして、患者様への説明にも納得を生む効果を感じています。さらに、院では動的評価ツール「ダートフィッシュ」も併用しており、姿勢と動作の両面から状態を分析し、治療計画を立てることを強みにしています。ゆがみーるの姿勢分析は、そうした差別化の一翼を担う存在として導入されました。
3. 活用方法|
初診時に活用、90分かけて丁寧に評価と計画立案
「ゆがみーる」は初診時に必ず使用しています。丁寧な問診で症状の経緯を把握し、姿勢評価を実施。その場で撮影を行い、データを記録として残します。
初診には約90分をかけ、治療の方針を組み立てますが、解析結果の説明は次回来院時に行うことで時間を有効活用しています。
この流れにより、患者の納得感を損なうことなく、効率的かつ的確な治療方針の提示が可能になりました。
4. 導入後の変化|
治療の質の向上と信頼構築、さらなる集客につながった
「ゆがみーる」の導入後、院内ではさまざまな変化が見られました。大きな変化として挙げられるのが以下の3つです。
- 治療方針にブレが生まれにくくなった
記録を残すことで、患者の姿勢を正確に振り返ることができる。
- 信頼関係がより深まった
説明の際に患者本人が前のめりになって聞いてくれることが増え、説明の説得力が増した。
- 紹介のきっかけにもつながった
経営面で料金をとる意図はなかったものの、姿勢データをもとに治療を考えるという“当たり前”を支える存在として、手放せないツールとなっています。
5. 今後の展望とメッセージ|
治療の根拠を伝えるための「必須インフラ」に
「ゆがみーる」は、単に姿勢を測るための機器ではなく、“なぜこの治療が必要なのか”を伝えるための重要なインフラです。
理学療法士になるまでの紆余曲折を経て、「自分の知識と命を人のために使おう」と決めた院長にとって、患者の身体と真剣に向き合い、治療に根拠を持たせることは使命そのもの。
そのためには、状態を客観的に記録し、振り返る仕組みが欠かせません。
今後は、良くなった人にも、思うように改善が見られなかった人にも、変化を見える形で示すために、さらに姿勢評価を活用していきたいと考えています。
また、現在は全てを統合した「アイズ」というシステムを作るという理想を掲げて、今も理想を作っている途中です。
一人ひとりの患者に、根拠ある説明と納得のある治療を。
そのための土台として、ゆがみーるはこれからも現場で活躍し続けるはずです。

6. 施設プロフィール
いとひや整骨院
所在地:千葉県千葉市緑区おゆみ野南6-15-6
TEL:043-309-6288
診療時間:9:00~12:00 / 13:00~21:00
休診日:水曜・木曜
公式サイト:http://www.itohiya.com
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